院長コラム

ストレートネック

脊椎(せきつい、いわゆる「せぼね」のこと)は、体を支える役割をしています。
脊椎は、椎骨と呼ばれる骨と椎間板と呼ばれる軟骨が靱帯でつながっています。
首にある椎体を頚椎、胸にある椎骨を胸椎、腰にある椎骨を腰椎と言います。
(首の長~いキリンさんも首の骨は7個です)

ストレートネックは、頚椎に関わるお話です。
疾患名のように認識されることがありますが、疾患名ではなく、骨格のことです。
理想的な頚椎は、横から見ると緩やかに前方へカーブしています。
このカーブがあることで、頚椎とそのまわりの筋肉で、頭の重さを分散して支えています

頚椎の単純 レントゲン写真を見てみましょう。
前方は写真の左側になります。

理想的な頚椎は①のように前方へカーブしています(前弯といいます)。
ストレートネックは②の写真のことです。頚椎のカーブが小さく、まっすぐです。
ストレートネックが進行すると、③のように頚椎が後方へカーブしているように写ること
もあります。

ストレートネックの主な症状

人間の頭の重さって、どれくらいか想像つきますか?
実は、5〜6kgもあります。
約5kgのモノを並べてみました。


スイカM サイズ1個分


缶ビール(350ml)15本分


1.5L ペットボトル 34本分


5kgのお米

このくらいの重さを、正常な頚椎では頚椎と周囲の筋肉が協力して支えています。
ストレートネックになると、頚椎の頭を支える能力が下がるため、周囲の筋肉が頑張ります。
それゆえに、筋肉の負担が増して下記のような症状が出ます。
① 慢性的な首の痛み
② 背中の筋肉の張りや肩こり
③ 頭痛(筋緊張性頭痛)
④ めまい
⑤ 手のしびれ

原因と予防

ストレートネックの原因の多くは、首や背中に負担がかかる姿勢を日常的に長く続けることです。 最近ではスマートフォンによる影響が多いと言われています。 ストレートネックを悪化させないためには正しい姿勢を意識しましょう


耳と肩口が一直線にそろうように


椅子には深く腰掛け、自分に合った高さに調節しましょう

長時間の作業は、首や背中、腰へかなりの負担をかけます。こまめに休憩を取り、ストレッチして筋肉の緊張をほぐしましょう。
当院では、Bob Anderson 先生のストレッチを 参考に診察の際は運動指導しております 。

枕の問題

自分に合わない枕を使うこともストレートネックになる原因と言われています。
枕の高さ、かたさ、形に気をつけてみましょう。

あおむけ

  1. 緑の線のように、頭の中心と肩の中心がまっすぐになる高さの枕を選びましょう。
    また、肩の辺りまで、枕を深く入れましょう
  2. 紫の丸の位置に隙間ができる場合は、タオルを入れて、隙間を埋めましょう。
  3. 枕が柔らかすぎると、頭が沈み、顎があがるので良くありません。

 

横向き

  1. 緑の線のように、頭の中心と背中の中心がまっすぐに なる高さを選びましょう
  2. 寝返りがスムーズにうてるように、枕の端が枕の中心よりも高いもの選びましょう

ストレートネックは治る?

画像所見上のまっすぐになった頚椎は簡単には元に戻らない、と考えています。
それに伴う諸症状については、いくつかの治療と予防が主たるものになります。
まず、予防ですが生活における姿勢の見直しを図り、姿勢の改善を意識しましょう。
原因となる他の疾患が無い場合は、対症療法となります。
前述したストレッチを軸に、痛み止めの飲み薬や貼り薬、時に筋肉への注射などを行います。
接骨院・鍼灸院等で治療される場合は、 整形外科を受診した上で、頚椎の治療経験豊富な治療院にかかると良いと思います。

 

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